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音大生が日々の生活を科学的な視点で眺めるブログ

成功には法則がある~7つの習慣~

皆さんこんにちは、管理人のRioです

前回は第3の習慣までご紹介しました。前後半と最終回に分けるつもりだったのですが、内容があまりにも濃いため、中編で第4・5の習慣、最終編で第6・7の習慣を解説します。

 

今回解説する習慣

第4の習慣・Win-Winを考える

第5の習慣・まず理解に徹し、理解される

個人的に第5の習慣はかなり大切だと思います。

 

 

第4の習慣

第4の習慣はWin-Winを考えるです。相手にとってもメリット(Win)があり、自分にとってもメリット(Win)がある状態の事です。この後ほかのパターンも解説しますが、殆どの場合に当てはめられる唯一のパターンがありますのでぜひ最後までご覧下さい。

 

選ぶべきWin-Win

Win-Winには、双方の勝利(Win-Win)、片方の勝利(Loose-Win、Win-Loose)、双方敗北(Loose-Loose)、片方の勝利(Win)がある。

では私達はどのパターンを選べば良い人生になるだろうか。それはWin-Win or No Dealだ。No Dealは取引しないの意味。つまり、「お互いがWiennerになれないならば取り引きする事を止めよう(No Deal)」という考え。著者の言葉を借りると、

合意しない事に、合意する。

どちらかが負けを選び、後にトラブルに発展するより、それぞれの違いを認めた上で、「取り引きしない」事を選びましょう。

成功するマインド

成功するに必要なマインドは豊かさマインドだ。このマインドが大事な理由は、Win-Winを選択するときに必要だから。ケーキが1つしかないときに誰かが独り占めするのではなく、均等に取り分けようと考えられるかが重要。相手も満足し、自分も満足する、そういう手段を探り、取り入れる。

第5の習慣

第5の習慣は、理解に徹し、そして理解される。最近は積極的傾聴など、テクニックに気を取られる人が多い。この後解説する内容はそれとは全く違うので見てほしい。

4つの聞く姿勢

著者は私たちの聞く姿勢を4つのレベルで分けられると言っている。最低レベルは「無視」、相手の話を聞いていない。次は「聞くふり」をする事。相槌だけして内容には耳を向けていない状態。3番目は「選択的に聞く」態度。幼児のとりとめない話を大人はこんなふうに聞いているだろう。4番目が「注意して聞く」。神経を集中し、相手の話す事に注意を払う。大体はここが最高レベルだが実はその上がある。それが共感による傾聴

共感による傾聴

共感による傾聴は、まず相手を理解しようと聴く事が重要。積極的傾聴では相手の話に自分がなんて切り返そうかと、自分のことばかりを考えている。これでは相手は心を開いてはくれない。相手の言葉から、相手の感情を読み取る事が大切なのだ。人間は理解されたり共感された時に最も幸福を感じる。相手に心を開いてほしいからとこちらの熱意ばかりを伝えても意味がない。まずは相手の感情や熱意を感じ取る事が大切。

そして理解される

ここまで相手を理解することに焦点を当てた。しかしこの習慣の最後は理解される事だ。第4の習慣でのWin-Winを実行する為には、自分に取ってのWinは何なのかも理解してもらう必要がある。第5の習慣ではその為にまず相手を理解せよという内容。

相手の物事の見方や関心事を理解し、その理解に合わせて自分の考えを目に見えるように表現しよう。自分の事を理解してくれる人のお願いなら聞けるという経験は誰にでもある。分かっていても出来ないことを今日から始めよう。

まとめ

今回は2つ習慣を解説しました。ここまで解説してきて、実際にこの本を読んでいて感じたことがあります。それは第1・2・3の習慣が無くては実践出来ないという事です。つまり全ての習慣は繋がりあっているのです。特に主体的である事は家の土台部分だと今でも感じます。後半の習慣も解説しますが、それらは前半の習慣があってこそだと頭に起きつつ読んでみると理解の仕方が変わると思います。