超集中へいざなう3つのポイント
皆さんこんにちは、管理人のRioです
皆さんこんにちは、rioblog管理人のRioです
皆さんの集中力ってどのくらい続きますか?
世界的バイオリニストの1日の練習時間は最大4時間半です。つまりその世界のトップに上り詰めるほどの人でも集中していられるのって意外と少ないということ。
そこで今回は簡単に出来て、効果の見えやすい、ゾーンに入れるかも!?な3つのポイントをご紹介します。
目次
- 姿勢
- 場所
- 運動
姿勢
皆さんは普段どんな座り方をしますか?
- つい足を組んでしまう
- パソコンにかじり付いてしまう
- 背もたれに体重をのせて腰が伸びている
実はこの3つ全ては集中力を低下させる座り方です。
集中力は脳の前頭葉が司っていて、そのエネルギーはブドウ糖と酸素です。
これらを脳に運び入れるのが血流。
猫背になり腰が曲がると胸の横隔膜という筋肉が圧迫され呼吸も浅くなり、血液がせき止められてしまいます。
では一体どんな姿勢が良いの?
結論は、立つか浅く座ることです。
最近はスタンディングデスクを取り入れる組織が多いです。立っている時は集中力を司る前頭葉機能が活性化されることも分かっています。
なので本来は立っていることが大事ですが、座ってないといけない時もあります。 そんな時は膝をくっつけて、両足を揃えて地面におろし、浅く、背筋を伸ばして座りましょう。こうする事で血流を必要以上に止めず、集中力を維持してくれます。
場所
居るだけで集中できる、集中力の高まる部屋があったら最高ですよね...
部屋や机周りの環境が集中力というエンジンを起動するカギになり得ます。
ある心理学者が集めた人を2つのグループに分け、同じ作業をした時どれだけ自制心を保てるか、という事を調べた実験を行いました。
Aのグループは綺麗に片付いた部屋、Bのグループはものが散らかっている部屋。
作業の後に自制心についてのテストを行ったところBグループはかなりの人が保てていない事が分かりました。
理由は、作業に関係ない障害物が目に入り、不安や恐怖を司る扁桃体が活性化していたからです。
集中力を高めるには1つの事に注意が向いている事が前提ですが、それが損なわれてしまうのです。
ではどうすればいいのか
取り組みたい作業がある時はそれ以外の物を全て取り払いましょう。
実践するのは難しいかも知れませんが、実験結果を知ったあなたならきっと出来ます。
「集中しよう!」と思う事も大切ですが、「集中するしかない」という状態にしてしまうのも一つの手です。
運動
最後は運動についてです。ここではジョージア大学の実験についてご紹介します。
被験者たちをあつめ20分間簡単な運動をしてもらいました。その結果、3~4時間は認知機能が向上していたのです。
運動した事で血流の改善がなされ、意欲などに関わるドーパミンが放出されていました。これにより集中力が持続されるだけでなく、集中力の源と呼ばれるウィルパワーが回復している事も分かりました。
そこで、5分で集中力を高める方法をご紹介します。
それは「グリーンエクササイズ」と呼ばれる簡単な運動です。分かりやすく言うと「森林浴」。
たった5分だけ草木を眺めながら気持ち早歩きするだけで、先程の20分の運動と同じ効果が見られたのです。加えて「水」を感じると効果がアップする事もわかっています。
ウォーキングマシンでも認知機能の向上は見られましたがグリーンエクササイズほどではありませんでした。さらにこの5分というのがポイントで、20分歩き続けてもらってもあまり効果は変わらなかったそうです。つまり最初の5分がこのエクササイズの効果をもたらしていたという事ですね。
まとめ
今回は3つのポイントから集中力を高めるメカニズムや、実践できる行動についてご紹介しました。大切なのは集中力は脳が生み出しているという事です。作業する時に「机に向かって座る」という常識から外れてみましょう。簡単に実践できる事や集中力との因果関係を調査した研究などもご紹介しました。基礎知識を知っていてこそ実践した事の効果は上がります。
僕自身はスタンディングデスクを購入し、椅子を別の部屋へ取り払いました。さらに休憩時間だけでなく読書中も歩き回ったりするようにしてから、腰痛なんかも改善されたり。何よりも作業スピードが向上する事で1日のスケジュールに余裕があります。
それではまた次の記事でお会いしましょう
ばいばーい
参考文献↓